水巻貴船神社 <樹齢800年の楠> [保存]
楠木と言えば、水巻貴船神社に樹齢800年の大楠があります。
平家を討伐したことで、1194年、源頼朝から遠賀・鞍手3000町歩を拝領した麻生氏が、宇都宮上野からこの地へ移り、帆柱山麓の花尾城を築いたとき、京都鞍馬の貴船神社から貴船大明神を移したのが、この水巻は吉田の貴船神社だそうです。
貴船神社と言えば、水の神様。 当時も農耕水利・災難厄除けの守護神として五柱を祀り、波多野氏と藤原氏に祭祀を命じました。 後に折尾則松の高見神社へ1581年に、車返しの河守神社へ1760年に1柱ずつ分祀しています。
水巻は古くから、その名のとおり水を治める要所だったことが伺えますが、貴船神社では雨を止めるときは「白馬」を、雨を祈るときは「黒馬」を献じたそうです。 境内で見つけた鞍型の奉献碑は、吉田地区の婦人会さんによるものですが、黒馬をイメージされたものでしょうか?
だとすれば、雨の少ない年に奉納されたものかもしれません。 写真を撮影した後、このことを知りましたので、祈願の内容をはっきり調査しませんでした(^o^; 後日ご報告することにします。 馬と言えば・・・こんなのもありました。
お願い事の代表選手、絵馬。 真ん中にあるめぐみさんのお願い、ほんとうにそうあってほしいですね。
800年の間、いろいろな出来事を見てきた楠の木に加え、青々とした銀杏も初夏の光をいっぱいに浴び、命をつないでいました。
撮影:L,T. 2008年5月 <6枚とも>
樹齢800年の大楠、本当にすばらしいですね☆
ラストの一枚もとっても好きな感じです♪
by お茶屋 (2008-06-07 19:49)
おはようございます。^^
源平の時代からの楠の勢いが素晴らしいですね。^^
生命の水を守ることが樹勢を温存させたのでしょうね。
by keykun (2008-06-08 08:01)
お茶屋さん、いつも有難うございます。
銀杏の緑、爽やかですよね。
日本のお茶の良さは、みどり、であることも大きな要素だと思っています。
by 赤か毛 (2008-06-08 16:36)
keykunさん、こんにちは!
楠木の樹形は、生命を感じますよね。
豊かな水が命を育むことは、樹木に限らず、keykunさんのお好きな
魚たちにも同様です。
すべての命の源ですね。
by 赤か毛 (2008-06-08 16:39)
水巻貴船神社・・・
地図で見たら、堀川沿い水巻駅と立屋敷の近くですね。
よく近くをボタしますが・・?知りませんでした。
早速行こう!!
by benri (2008-06-13 08:38)
水は古くから大切なものとして、祭られていたのですね。
よく、「湯水のごとく使う」という表現で、「浪費する」ことを言いますが、
ひょっとして、この言葉は『大切に使う』という意味だったのではないか!?
などと、このごろ思っています。
by 赤か毛 (2008-06-13 12:08)