堀川(2) 唐戸ふたたび<中間の唐戸> [川]
中間の唐戸です。 こちらは県指定の文化財です。寿命(じめ)の唐戸よりは周りが整備されていて、こぎれいになっています。しかし、この石畳を手前側に下りて行くと…↓
コンクリートの橋の下から、唐戸の本体が見えます。これが、例のパナマ運河方式の水門です。これは全く偶然ですが、まだ堀川が活きていた頃、同じアングルで撮られた写真を見つけました。↓
堀川は美しかったのですね! 昔、親や先生方が「堀川」「堀川」とよく言われていたのが、今になって分かります。もっと話を聞いておけばよかったと、反省しきりです。 また一方で、交通の便や洪水対策はもちろん必要なことで、地元のみなさんの生活を快適で豊かにするためには、ある程度の犠牲を伴うと思います。 しかし、もう少しやりようがあるのではないか、機能一辺倒ではない美しい景観づくりが出来るのではないかとも、思うのです。
上段カラー2点<撮影:R.T.>2007年1月 下段白黒<福岡県立鞍手竜徳高等学校所蔵>撮影者、撮影年月日:不詳(今回の掲載にあたっては、特別に許可を頂きました。感謝。)
中間の唐戸は、少し整備されていますね。
しかし、個人的好みとしては、周囲を楠等の常緑樹で囲んで、
昼なお暗いって雰囲気を持たせて欲しいです。
寿命の唐戸もですが、なんかのっぺらぼうっとした場所にぽつん
と在るのは、なんとも勿体ない話です。
昔の唐戸は、雰囲気ありますね。
by 薩摩飛脚 (2007-02-14 22:37)
飛脚さん
楠は、なんか九州っち感じしますね!
それから、コンクリートやなくって、やっぱり石垣で、柳とか桜も合いそうです。
できたら、カヤックなんかで、唐戸をくぐって見たいもんです。
by 赤か毛 (2007-02-14 23:19)
楠の木といえば、中間唐戸の少し下流に中間市が天然記念物に指定している大楠があります。唐戸建設当時の木のようです。唐戸のすぐそばにあればより絵になったかもしれません。しかし、今の付近の景観には失望はかくせません。せっかく語るに値する歴史があるのに、残念ーんっ!
by 薄か毛 (2007-02-15 22:28)
薄か毛さん!
ほうとうにそうですよね!この唐戸の生い立ちや構造を知ると、多くの人が目を見張ると思います。やっぱり、灯台下暗しというか、青い鳥はすぐ近くにいるのに気が付かないというか…知恵を絞って、できることを実行してゆきたいですね。
そういえば、遠賀川の土手を走っていると、途中に道路の真ん中に大きな銀杏が出現しますね!?
あれも、いわくがありそうな…とても嬉しくなります。
あれ、根性はいってますよね!!
by 赤か毛 (2007-02-15 22:46)