水巻の梅 <冬の名残> [花]
北九州・筑豊の季節の花シリーズ。今日は見事な梅のショットです。
春の訪れを一番に告げてくれた梅も、その役割を終えようとしています。
次々と移る花の季節。次の花に目を奪われがちですが、前の季節の花は静かに今年の実を結ぶ時期に入っています。華やかに、したたかに、次の世代を育む。
その下には、しっかりとした幹や根の存在があって、次の世代の華を咲かせることが出来る、ということを忘れてはなりません。人間の社会も同様に、これまで過去に先人が築いてきた地道な街づくりの根っこを見つめなおさなければ、次の華は咲かないのではないかと思うのです。
北九州や筑豊が咲かせることが出来る、次の文化という『華』はどのようなものでしょう。
撮影:L.T. 2008年3月 <3枚とも>
この間、田川の中学が全国的に有名になりましたが、
福岡県の中でも、田川はいつもはみだしっ子的扱い。
福岡市や久留米市から見るとほぼ北九州市、
北九州市から見ると北九州地区じゃなくて筑豊地区、
飯塚あたりから見ると筑前ではなく豊前。
なんとなく、北九州・筑豊って言葉を見て、
こんな事、思いつきました。
by caramelpapa (2008-03-23 21:59)
八幡を離れ40年、八幡では小4年から25歳まで過ごしました。
多感な時代を過ごした街の風景をこうして綺麗な写真で見ると改めて胸が熱くなるものがあります。
私も帰るたびに文化の街として発展しているのを嬉しく思います。
by takaki-i (2008-03-24 09:59)
街づくりは根っこの部分が大事、これは本当にそう思います。
by つぼっち (2008-03-24 12:08)
caramelpapaさん、ほんとに田川あたりは複雑な地域イメージですよね。
豊前の国と筑前の国の国境でもあり、筑後に近い地域でもあり・・・
私のイメージでは「ディープ筑豊」という感覚です。
田川にも遠い親戚が居ましたし、青春の門で舞台になったこともあり
私にとっては割と身近です。
by 赤か毛 (2008-03-24 18:04)
takaki-iさん、はじめまして!
ようこそ洞海湾通信へいらっしゃいました。
私が八幡を離れたのは30年前ですから、大先輩ですね。
今は関東にお住まいのようで、感慨もひとしおでしょう。
帰省された折のお話でも、またお聞かせいただければ幸いです。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
by 赤か毛 (2008-03-24 18:09)
つぼっちさん、こんにちは!
つぼっちさんの街歩きのお写真を拝見していても
なんだか、新しいだけの街角は、なんとなく寂しげですよね。
みーんな、「東京」になりたいんでしょうかねー。
by 赤か毛 (2008-03-24 18:14)
見事な枝垂れ梅ですね。梅の見頃は過ぎたけどしっかりと
桜にバトンタッチしてくれました。北九州の桜も間もなく
です。(^^)
北九州ほど先人たちの築いたものからの脱却を必要とする
都市も珍しいと思います。工業都市としての顔を今後どの
ように変えていくのか、しっかり見守りたいと思います。
by wanwanmaru (2008-03-28 21:59)
wanwanmaruさん、おはようございます。
この週末、東京の桜は満開を迎えました。
季節は容赦なく移りかわりますね。
北九州の良い意味での変貌、環境技術や精密技術
過去の生産技術を生かした今後の発展・・・
「ものづくり」という系譜と、
門司港や若松の歴史的遺構の保存活用など
文化的な系譜の、これからに注目したいですね。
by 赤か毛 (2008-03-29 07:13)